2016年2月2日火曜日

七輪ってすごいな!(3年・社会)

 ガスや電気で調理する機械が,当たり前のように使われる今と違って,少し昔の時代には食事をするときには,かまどや七輪などを使った調理が行われていました。3年生は昔の人々の炊事を体験するために,七輪を使って食べ物を焼く活動に取り組みました。
 七輪の調理は,まず木炭に火をおこす作業から始まります。ところが木炭には,なかなか思うように火がつきません。火が何度も消えてしまった悲しいグループもあったようです。先生の力を借りながら,木炭の向きを入れ替えたり,あおいだりすることを繰り返し,やっと火の力が強くなってきました。火が安定したところで,お待ちかねの「焼く物」の登場です。
 七輪の周りに車座に座って,おもちを焼いていただきました。七輪を使って自分たちの力で火をおこすことができたことに,みんな大満足の様子でした。おもちをほおばる子どもたちからは,「食べ物を焼くには準備が大変だったんだ。」とか,「自分でするとおもしろい。」などの感想が聞こえてきました。体験を通して,昔の人たちのくらしぶりに少し迫ることができた子どもたちでした。