まずは４年生から３年生への学びの伝達がありました。２校時の体育館では，４年生が一年間ふるさと学習（総合的な学習の時間）で学んだことを，パネルやビデオ，新聞などにまとめて発表しました。
４年生のテーマは「バリアフリー伊島」です。体の不自由な人，高齢者，そうした人々を支える人など，さまざまな人々の立場や生き方について考えてきた４年生。その中で，自分にできることは何かを考え行動した１年間でした。活動を通して心に残ったこと，だれにもやさしい社会のために大切なことなどを，聞きに来てくれた３年生にプレゼンテーションしました。
４時間目は，３年生から２年生へのプレゼンテーションの時間でした。３年生のテーマは「発見！発見！私の伊島」。クラスの垣根を越えて，追究活動を行うグループを作って活動してきました。そこで学んだ結果を２年生に伝えました。地域の人々のすてきなはたらき，ふるさと伊島にある自慢の施設など，探検や取材を通じて見つけたことが発表されました。
３年生は伝える相手によく分かってもらえるように，伝え方を工夫しました。大きな壁新聞，プレゼンテーションソフトを使った写真の説明，リーフレットのサービス，カルタ遊びでの伊島のアピールなど，いろいろなメディアで伝えました。
学習したことの伝達は，発表する子どもたちには大切なまとめとなり，聞く子どもたちにとっては，学習の見通しにつながっていきます。伊島のよい伝統として受け継がれていくことを願っています。
